スピード離婚しやすい夫婦の特徴とその離婚理由とは？ | 宇治エリアの不動産購入、売却、賃貸のことなら未来Designへ

スピード離婚とは明確な期間は決まっていませんが、1〜2年ほどで離婚をすることを指します。
離婚者のうち約2％はスピード離婚をしていると言われており、今や珍しいことではありません。

しかし、結婚したからには夫婦としてより長く幸せな時間を過ごしたいですよね。
今回はスピード離婚しやすい夫婦の特徴や離婚理由について解説します。
   
ここではスピード離婚する夫婦に共通していると言われている特徴を3つご紹介します。
 

1.自分の都合や感情ばかりを優先している

独身気分が抜けずに結婚後も自分の都合や感情ばかりを優先していると、夫婦関係に亀裂が入りやすくなります。
相手に対する感謝や思いやりに欠ける行動をし続けていると、当然人は離れていきます。
互いに、あるいはどちらかが自分勝手な行動ばかりを繰り返している夫婦はスピード離婚しやすいと言えるでしょう。
 

2.一緒にいる時間が少ない

スピード離婚しやすい夫婦の特徴として、一緒にいる時間が少ないことも挙げられるでしょう。単身赴任などで物理的な距離があったり、仕事が忙しく一緒に過ごせない時間が増えていくと徐々にパートナーへの関心が薄れていくこともあります。

夫婦で共有できる時間が少なくなると信頼関係が築きにくくなるため、一緒にいる意味を見いだせなくなるケースも少なくないようです。
 

3.子供やライフスタイルに対する考え方が違う

子供や生活スタイルに対して夫婦間で考え方が異なると、互いに歩み寄ることが難しくなるでしょう。
特に子育ての方針や、子供を持つか持たないかの意見の相違が原因で離婚するケースが多く見られます。パートナーへの気持ちはあるものの子供を諦められず離婚を選択する方も多くいます。

また、生活スタイルが違う夫婦も早くに離婚する傾向にあります。お金の使い方や休みの日の過ごし方が大きくずれるとお互いにストレスを与えかねません。譲れること、譲れないことを日頃から話し合うようにしておきましょう。
 
お互いを想い合って結婚したはずなのに、スピード離婚してしまう理由にはどんなものがあるのでしょうか。
 

1. 相手をよく知らないうちに結婚した

婚期や周囲からの声に焦ったり、子供ができたことによって相手を知らないまま結婚した人もいるでしょう。
近年では婚活が盛んになったことで良い人と巡り合い、知り合ってから1年未満で結婚するケースも少なくありません。
しかし、交際期間が短いことで結婚後に相手のマイナスの部分がより見えるようになって離婚に至ってしまうこともあるようです。

もちろん交際期間が短くても幸せな婚姻生活を送っている人もいますが、相手を知ることはとても大切です。

周囲に惑わされずに自分達の意思を大切にすることをおすすめします。
 

2. 結婚に夢をみていた

結婚への憧れが強すぎて、理想と現実のギャップについていけずに離婚に至るケースもあります。

結婚は自分たちだけでなくそれぞれの家族も関係してきます。結婚式をあげる場合は準備や手続きで忙しくなるでしょう。

相手家族への気遣いや、様々な手続きなどに心身ともに疲れてしまう人も多いです。
 

3. 相手の不倫や浮気

結婚前からパートナー以外にも関係を持っている人がいて、結婚後に発覚するケースもあります。
また、結婚したのにすれ違いが多く、その結果寂しさから浮気してしまう可能性もあります。理由はどうであれ相手にとっては我慢できるものではないため、離婚を選択する大きな理由になります。
 

4. 借金など隠し事があった

結婚後に相手の借金が発覚するケースも少なくありません。

相手の借金を理解した上での結婚であれば、返済計画を立てたり2人で協力しながら生活できますが、そのようなことを隠して結婚後に発覚してしまうと相手を信用できなくなりますよね。

借金に限らず、結婚するまで大事なことを隠し、信用を失ったことが離婚の理由になることもあります。
 

5. 夫婦の将来を共有できていなかった

夫婦の将来とは主に、子供や住む場所、働き方などのことを指します。これらの互いの意見のすり合わせは非常に重要です。
お互いの将来の計画について話し合っていないと、大事なときに初めて相手の意見を聞くことになり喧嘩になることも。
お互いが将来に向けてどんな風に考えているかを、できるだけ結婚前に話す場を設けておくと結婚後も安心です。
 
スピード離婚は珍しくないといっても、できることなら避けたいというのが本音ですよね。ここでは、スピード離婚を回避するためにできることをご紹介します。
 

1. 納得いくまで話し合う

夫婦で暮らしていれば当然お互いが納得できない問題が生じることもあります。
そんな時は互いの意見をすり合わせる努力が大切です。

言いたいことを言わずに相手に流されてしまったり、逆に押し付けてしまったりすると関係が悪くなったりストレスに繋がります。
話し合っているとどうしても感情的になりやすいですが、あくまで冷静に意見交換をしましょう。

このとき、どんなに相手が理不尽であっても暴力やモラハラは厳禁です。これらは離婚する際に慰謝料請求の対象になる可能性もあるので注意しましょう。
話し合いにならない場合や、互いに感情的になってしまうと感じたら、少し時間を置いてみたり、第三者に話しを聞いてもらうなどして冷静に判断できる状態でいることが大切です。
 

2. 夫婦でカウンセリングを受ける

夫婦だけで話し合いは難しいと感じたら、夫婦でカウンセリングを受けるのもおすすめです。
離婚を回避したい、夫婦関係を修復したいという気持ちがあれば、問題を解決できるように話を聞いてもらえるでしょう。
離婚・修復でお悩みの方へ｜よつば 特定非営利活動法人
上記以外にも夫婦関係の修復についてカウンセリングを行う団体はあります。住まいの近くで探してみるのもいいでしょう。
 

3. 円満調停を行う

円満調停とは裁判所で行う調停の一つで、円満な夫婦関係を回復させるために第三者として調停委員会が介入し話し合いを行います。

円満調停では夫婦仲が悪化した原因の解明や、今後良好な夫婦関係を維持させるためのアドバイスをもらうなど指導や助言を受けられます。
しかし夫婦のどちらかが強く離婚を望んでいて円満調停が成立しなかった場合は、離婚裁判になる可能性もあるので覚えておきましょう。
 
スピード離婚と聞くとマイナスなイメージを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、いくつかのメリットもあります。
ここではスピード離婚のメリット・デメリットをご紹介します。
     
スピード離婚は世間体が気になったり、結婚を祝福してくれた人たちに対して申し訳ない気持ちが出てきてしまうと思います。しかし、早めに見切りをつけて決断することでストレスを減らし自分を守ることができます。

お互いを思い合っているのに関係が悪くなっている、という場合は夫婦カウンセリングや円満調停を利用してみてください。
夫婦での話し合いやカウンセリング、調停でも感情的にならずにあくまでも冷静さを保つことが大切です。 ストレスで潰れてしまうことがないように、辛い時は人に頼りながら夫婦にとっての最適解を見つけていきましょう。