家庭内別居とはどのような状態?デメリットや夫婦関係修復について解説 | 宇治エリアの不動産購入、売却、賃貸のことなら未来Designへ
家庭内別居とはどのような状態?デメリットや夫婦関係修復について解説
家庭内別居とは、同じ家に住んでいるにも関わらず会話がなかったり、顔を合わせたりしない状態が続くことをいいます。
何らかの理由で別居や離婚までしていないものの、いつ離婚してもおかしくありません。
そのままにしていても、突然夫婦仲が改善したり、家庭内別居が解消されることはないでしょう。
そこで今回は家庭内別居の特徴や知っておくべきことについて紹介します。
現在家庭内別居中で、今後どのような選択をするべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
【家庭内別居の主な特徴とは?】
前述した通り、家庭内別居は「会話がない」「顔を合わせない」特徴がありますが、他にも以下のような状態も家庭内別居と言えるでしょう。
■夫婦お互いが何をしているか分からない
■家にいるかどうかも分からない
■食事は別々
■寝室も別々
■子どもはどちらか片方としか接しない
簡単にいえば、同じ家に住んでいるのにも関わらず、本来の夫婦としての協力や愛情が全くない状態です。
家庭内別居は長く続ければ続けるほど悪い方向に進む傾向があるので、何らかの選択や決断をするべきだと言えるでしょう。
【家庭内別居の4つのデメリット】
家庭内別居は決してプラスな状況ではありません。そのため、長く続ければ続けるほど様々な面で悪い影響を及ぼします。
では、家庭内別居をするデメリットについて詳しくみていきましょう。
直接顔を合わせずともストレスはたまる
家庭内別居の最大の特徴は「顔を合わせない」ことですが、だからと言ってお互いにイライラが収まることはありません。ちょっとした物音やゴミ、洗濯物など直接的な関わりがなくても些細なことが気になって不満が溜まっていってしまいます。
顔を合わせないため直接注意するのも難しく、我慢するしかありません。
子どもに悪影響
子どもがいる方は特に家庭内別居を長く続けることには注意してください。別居や離婚よりも良い、と考えているかもしれません。
しかし、同じ家に住んでいる大人たちがお互いを無視し続けて、いないものとして扱っている姿を身近で見続けている子どもに良い影響は絶対にありません。
特に子どもがまだ小さい場合は、学校と家庭の2つが主な生活の場です。家庭内の雰囲気が悪い状態が続くと学校生活にも影響が出たり、今後の成長の妨げになったりする可能性も否定できません。
長く続くと夫婦関係は戻らなくなる
家庭内別居が長く続けば続くほど、夫婦関係の修復は難しくなるでしょう。お互いに家にいるのにも関わらず顔を合わせない習慣ができてしまうと、そこからまた元の関係に戻すことは非常に難しいことです。
修復したいと考えるなら、できるだけ早く行動に移すことをおすすめします。
不倫などのリスクが高まる
家庭内別居で家の雰囲気が悪いと、帰りたいとは思えなくなります。特に、女性が主婦で多くの時間を家で過ごしている場合、外で仕事をしている夫の不倫率はかなり高くなるでしょう。
さらに厄介なのが、家庭内別居が長く続くと「夫婦関係が破綻している」と判断され、不倫に対しての慰謝料請求が認められない可能性があることです。
仮に認められても、かなりの少額になるなどプラスなことはありません。
【家庭内別居をする2つのメリット】
家庭内別居はデメリットの方が大きいですが、メリットと言える側面が2つあります。
経済的負担がかからない
夫婦どちらも同じ家に住んでいるため、余計な家賃や食費などの余計な経済的負担は少ないでしょう。別居することで、それぞれ家賃や生活費が発生することを考えると、経済的にはメリットがあると言えるかもしれません。
実際に、経済的な理由から家庭内別居にとどめている夫婦もいます。
家庭外での影響が少ない
家庭内の雰囲気は最悪でも、周囲からの見え方には大きく影響しません。別居や離婚をすることで気づくご近所さんによって噂になることも多いですが、家庭内別居の場合はその心配は少ないでしょう。
【家庭内別居で夫婦関係を悪化させない方法】
繰り返しお伝えしていますが、家庭内別居は長く続けば続くほどデメリットも徐々に大きくなっていきます。
しかし、経済的理由でどうしても離婚はできないという場合は、これ以上関係を悪化させないように注意するのが懸命でしょう。
ここでは夫婦関係を悪化させずに家庭内別居を継続する方法を紹介します。
関係悪化を防ぐ方法:ルールを決める
家庭内別居で関係悪化を防ぐための方法として「ルールを決める」というものがあります。この方法について、実際にあった例を見てみましょう。■お互いの行動に干渉しない
■お互いの食事について(どちらかがつくるのか、自分で管理か)
■食事の時間帯
■お風呂に入る時間帯
■掃除や洗濯はどちらがするか
夫婦関係が良好なときには、自然に連携が取れていたものが、家庭内別居となるとお互いの行動にイライラして、連携は難しくなります。
夫婦関係が悪いなかでルールを決めるのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、これ以上関係を悪化させたくない場合は一つの方法として覚えておいてください。
【家庭内別居から夫婦関係を修復する2つの方法】
家庭内別居の状態から夫婦関係は修復できないか、と考えている方もいますよね。
ここでは、家庭内別居から夫婦関係を修復させる方法について解説します。
第三者を挟む
家庭内別居が続き、夫婦だけでは解決できないと判断したら第三者を挟むのも一つの方法です。お互いの両親や知人でも問題はありませんが、その場合どちらかに肩入れして話が拗れる可能性も否定できません。
そのため、夫婦カウンセラーなどの「公平に判断できる」第三者に間に入ってもらうことで関係修復を見込める可能性があります。
夫婦カウンセラーの例
うららか相談室
すまいる相談室 ほか
思い切って別居する
家庭内別居を続けていると、その状態に慣れてしまい何となく時間だけが過ぎていってしまうことも少なくありません。そのため、思い切って一度別居し、お互いが冷静に考える機会を作ってみても良いかもしれません。
その場合、実家に帰省するという方も多いと思うので、両親を交えて話をしてみるのも一つの方法です。
【家庭内別居から離婚するために3つのすべきこと】
夫婦関係を修復させたいと思う方がいる一方で、離婚を視野に入れている方もいると思います。
離婚するためには、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
家庭内別居では、生活するための家があったり、生活費も分担したりと負担は少なかったかもしれません。
しかし、離婚してしまえば自分で生計を立てていく必要があります。
ここでは、家庭内別居から離婚するためにすべき3つのことを紹介します。
離婚原因を証明する証拠を集める
裁判で離婚する場合は、理由や原因が必要になります。家庭内別居で離婚する場合は夫婦関係が破綻していることや、同じ家に住んでいても別居状態なことがわかる証拠を集めて証明しなければいけません。
例として以下のようなものが挙げられます。
・必要最低限の会話がわかるLINEなどのやりとり
・配偶者の生活費を渡していないことがわかるもの
・部屋に鍵をかけているなど、完全に生活が別であること
上記以外にも、相手に不貞行為やDV、モラハラなどがある場合はその証拠を集めてください。
離婚条件を決めておく
離婚をする場合、夫婦で条件を決めていきます。離婚の条件とは主に以下が挙げられます。・親権(原則18歳未満の子どもがいる場合は親権を決めなければ離婚できない)
・財産分与
・年金分割
・慰謝料
・養育費
・面会交流(子どもがいる場合)
上記の内容が協議や調停で話がまとまらなかった場合は、裁判を経て決めることになるので覚えておきましょう。
離婚における調停や裁判については家庭裁判所のサイトから確認できます。
離婚後の生活について考えておく
離婚後は自分で生計を立てていかなければいけないので、経済的自立に向けた準備を進めておく必要があります。特に専業主婦(夫)や扶養内パートの方は早めに計画を立てておいた方が良いでしょう。
離婚後に住む住居の確保に加えて、生活に困らないよう貯金もしておくことが大切です。
まとめ
家庭内別居のメリットは少なく、長引いてその状態に慣れてしまう前に、「離婚」「関係修復」など冷静に今後について考えることをおすすめします。
特に子どもがいる場合は、親にそのつもりがなくても気を遣わせたり、不安な気持ちにさせてしまいます。
関係を修復させたい場合は第三者に頼ってみたり、一度別居して冷静になってみたりと何らかの行動を起こすのがベストです。
どのような選択をするにしても、後悔のないようによく考えて行動していきましょう。
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